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大原湖の春(240408)            F8

 徳地、防府を流れる一級河川佐波川の源流にある大原湖を桜並木が縁取りしている。テント村辺りは湖面に映る姿と相まってこの時期が最も美しい。

長門湯本温泉の春(240401)                     G8

音信川に満開の桜が両岸から迫り出し圧巻の光景を創り出している。

観光客は遊歩道を散策したり、日傘のある休憩所でせせらぎの音を聞きながら豪華な春を満喫している。

早春の西ノ京(240213)                             G8

かつて大内氏が京都を模して作ったとされる街が脚光を浴びている。

ニューヨーク・タイムズ紙が発表した「2024年に行くべき52カ所」の3番目に山口市が取り上げられ、着物姿の女性が佇む龍福寺の紅葉がテレビの画面を踊った。

その大内氏の館跡の龍福寺(画面右)から築山殿跡(画面左の鳥居付近)にかけての、中心地のあった場所を亀山山頂公園から見下ろして描いたものである。

取り囲む山が茶色がかっているのは花粉を蓄えた杉や檜で、春の到来である

晩秋の常盤公園-2(231103)               F6

逆光気味の落葉樹の林を、遊歩道の下から見上げるように描いてみた。

落ち葉を踏みしめながら散歩する人、ジョギングする人、夫々に秋を満喫している。

紅葉の龍福寺参道(231120)                           F6

山口市の紅葉の名所である。NHKでも度々取り上げられる。

この日は描いている間に2組の新婚カップルが記念写真の撮影に来ていた。

木与の海(230822)                              F10

夏の晴れた日本海は白い砂浜から濃紺の沖合までの色の変化が、打ち寄せる波の白さと重なり、美しい。

ここ阿武町木与は遠浅の水の綺麗な海で、駐車場もあり、海水浴やサーファーが楽しむ人もいる。

椿峠を越えて(230728)                           F6

国道2号線を周南市側から防府市側に入る時椿峠を越える。目に入るのは富海の街並み、海とその向こうの向島だ。この光景は是非とも絵にしたいと思っていた。しかし、坂道で交通量も多く、車を止めて写真を撮るのも難しい。

止む無く国道から外れるが、谷間の棚田を歩きながら数枚の写真を撮った。その中の1枚を参考にして描いたのがこの絵である。真夏の太陽に照らされた屋根、屋根、屋根が印象的だ。

阿弥陀寺仁王門(230602)                    F10

1187年に俊乗坊重源により、東大寺の周防別所として創建されたとされる寺。この藁葺きの仁王門はこの寺のシンボル的存在で市有形文化財。

アジサイ寺として知られる。

見上げる絢爛(230403)                    G8

上宇部小学校の崖の桜並木である。

逆光気味で、花の強調されたその豪華絢爛さにいつも圧倒される。

 

花が散れば、何のことはない、目立たない普通の並木になるが。

牡丹(230417)                            F6

豪華で美しい、目を引き付ける花である。その雰囲気を出そうとして描いたが、こうしてデジタル的に処理してみるとあまり美しくない。

花弁の薄さ、ヒラヒラ感があまり感じられない。

山焼き後の秋吉台(230309)             55×75cm

露出した石灰岩の並びはあたかも巨大な渦を巻く波のうねりのように見える。

この辺りの地層が出来た由来を想起させる。

水温む椹野川(230214)                          F8

訪れた時は快晴で空気も澄んでいて、水の流れも殆ど波立たず、久しぶりに美しい風景に出会えた。

その時に撮った写真を元に、その時の清澄な印象を表現したつもり。